昆布表面の白いモヤッとしたやつ!

皆さまによくご質問頂くこと第一位!!

昆布の表面が白くなったのだけれど、食べられますか?

お答えしましょう。

食べられます(ほとんどの場合)。

では、白いやつって一体なんなのさ!というお話しではございますが、
それは昆布本来が持つうま味成分、「マンニット」に他なりません。
ではそのマンニットって何なのさ!というお話になりますが、

「マンニトール (Mannitol) は糖アルコールの一種であり、ヘキソースに分類され、マンノースの還元体に相当する。
マンニット (mannite) とも呼ばれる。
光学活性物質であり、天然に多く存在するエナンチオマーは D-マンニトールである。
ソルビトールの異性体である。
ヨーロッパから中近東にかけて自生するモクセイ科のマンナトネリコ(Manna Ash、Fraxinus ornus)の甘い樹液から発見・命名された。マンナトネリコの名はマナにちなむ。
浸透圧調製剤・利尿剤であり、弱い腎臓血管拡張剤でもある。
水溶液中ではプロトンを放出する性質を持つため、水溶液は酸性になる。
このため、炭酸ナトリウムなど pH 調整剤を併用することが珍しくない。」※wiki参照

とのことです。

とまぁ、専門的なお話しになってしまいましたが、お客様の中には「白くなった物が欲しい」ですとか、「マンニットが出ているものが欲しい」との要望もたしかに御座いまして、私ども数年かけてじっくり寝かせた真昆布を保管していたりもします。

僕も、寝れば寝る程うま味が出れば良いんですけどね!!!